1年前から
息子に「バッグ作ってあげるね」と言ったのは、もう1年以上前のこと。習いごとに通うときに使っていたのは、小学校入学の時に買ったリュックサックでした。中側の布地が割れて、入れたものにポロポロと粉が付くようになっていました。これは新しくしなきゃねと言ってから、リュックがいいかボディバッグがいいかといろいろ検討して、し過ぎて、気が付けば1年以上待たせてしまっていました。ようやく「斜め掛けバッグ」にすることが決まり、型紙と材料を揃えたら、入園入学のご依頼シーズンとなってしまい、さらに待たせることに。息子も娘も必要なものがあっても、「大丈夫。急がないよ。」と言って待ってくれるので、ついつい甘えてしまいます。あまりに待たせるので「今回は買おうか?」と提案もしてみるのですが、「ううん。いい。待ってる。」と返ってきます。
やっとできた斜め掛けバッグ。2週間ほど前の、習いごとに行くその日、出掛ける直前にできました。持ち物を入れて、ひもの長さを調節して、「うん。いいね。」と割とあっさり出掛けた息子。気に入ってもらえたか、ちょっと心配になっていましたが、帰りに迎えに行くと先生に「あ、このバッグ。母のお手製です。」と。先生が驚いた様子で、「ほんとに?ちょっと見せて。買ったのみたいだな。」というと嬉しそうに見せていました。気に入ってくれたみたいで、嬉しいです。次はもう少し早く作れるようにしなきゃですね。